―HIROの非日常―

そう全ては、コノヨノマボロシ―Worldly Phantom―……非日常が加速する。

コノヨノマボロシ第一期《起》  >>1 >>2 >>3

コノヨノマボロシ第二期《承》  >>1 >>2 >>3 >>4

コノヨノマボロシ第三期《転》  >>1 >>2 >>3 >>4 >>5 >>6 >>7 >>8 >>9 >>10

コノヨノマボロシ第四期《結》 >>1 >>2 >>3 >>4 >>5 >>6 >>7 >>8 >>9

コノヨノマボロシ EX story   >>1 >>2 >>3 >>4



コノヨノマボロシ第二十話『Betrayal Seed』




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―本当に考えもしない所から。

―裏切りの花は咲いていた。

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――無音。

完全なる静寂。
静寂の中から自分を含め5人が部屋から別方向へ跳躍した。
自らの護る対象である少女を抱え大きく中庭へ着地。

「沙織、大丈夫か?」

少女は腕の中で小さく頷く。
一瞬安堵の笑みを浮かべたが、次の瞬間には完全な”殺戮モード”。
殺気を込めて言い放つ。

「いつまでそうしてるんですか?もうとっくにバレてますよ?」

すると、背後に建てられた蔵の影から一人の男が現れる。
鋭い眼光に、口元には刃物傷が痛々しく残っていた。

「さすがは、”Phantom”といったところか……」

「久しぶりですね、任務遂行部隊第9班部隊長”Chain Restraint”」

一言、挨拶とも取れない会話。
少女を自分の背後へ隠すと、自らの愛銃に手をかける。

―ベレッタM8000―隼人の愛銃の一つ、連射性に富んでおり実践向き。

―デザートイーグル50ME―もう一つの愛銃、コチラは連射性はないが一撃必殺の威力を持つ。

そして弾丸には研究施設で独自に作らせた「運動エネルギー感知型炸裂弾」を使用する。
既に弾丸は込めてあり、安全装置も外してある。臨戦態勢というわけだ。

そして、”Chain Restraint”も自らの腰に巻いた無骨な鎖に手をかける。

『金属静動操作能力』――”Chain Restraint”の異能である。
金属であれば操作できる能力。しかし、物質は”静動”する。”Chain Restraint”は鎖の連結部分から薄く金属の膜を作り出しそれを”静動”させる。
チェーンソーの原理だ。触れたものは間違いなくバラされる。

「”Phantom”の残滅に移る。」

”Chain Restraint”が腕に巻いた携帯型の通信機に向かってそう呟いた刹那。

――無音の夜にぶつかり合う二つの影を。

――止めるすべは何もない。

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『still night』

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凄い能力が出てきましたネ!(久々コメントなのでス
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