―HIROの非日常―

そう全ては、コノヨノマボロシ―Worldly Phantom―……非日常が加速する。

コノヨノマボロシ第一期《起》  >>1 >>2 >>3

コノヨノマボロシ第二期《承》  >>1 >>2 >>3 >>4

コノヨノマボロシ第三期《転》  >>1 >>2 >>3 >>4 >>5 >>6 >>7 >>8 >>9 >>10

コノヨノマボロシ第四期《結》 >>1 >>2 >>3 >>4 >>5 >>6 >>7 >>8 >>9

コノヨノマボロシ EX story   >>1 >>2 >>3 >>4



コノヨノマボロシ【第十四話『The valley lay drizzled all in a night fog』】

『The valley lay drizzled all in a night fog』
――響き渡る轟音。


――巻き上げられた砂煙。


――極度に達する緊張感。


――始めようか、『命の駆け引きを』。


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

巻き上げられた砂煙を夜の霧雨が洗い流そうとしていた。

その中に一つ、降り立った一つの影。

「やっぱりT・Pか、仲間の臭いでも嗅ぎ付けてきたのか」

隼人の第一声。続いて紅姫も。

「気を抜かないで隼人、いまとにかく沙織さんをできるだけ遠くへ」

凍りつくような殺気を放ちながら緊張の糸を切らさず、”影”を目視したまま一言。

―medical―も掌を青白く発光、『細胞活性化能力』を発動させた。

しだいに砂煙が晴れてゆき、夜の静かな月明かりが霧雨に反射して影を映し出す。


――そこには、一人の紛れも無い”人外”が立っていた。


一見、18〜19歳ほどの女性。綺麗な黒髪、童顔の綺麗な顔立ち。

しかし、その”存在”から放たれる独自の殺気は人の物ではなかった。

”人の外見”に”T・Pの圧力”。

まさに、人外であった。

「人なんか?T・Pなんか?……クソッどっちなんや!!」

身構えたままの―medical―はそんな講義の声をあげる。

すると”人外”の存在がゆっくりと口を開いた。

『ココは……ドコ?貴方達は何者?』

”人外”がそう呟くと紅姫と隼人、―medical―の三人は身構えるのをやめ”人外”の一言に―medical―が声をあげる。

「アンタがただの人ではないことは確実や、アンタ名前は?」

―medical―の一言に少し考えたあと、淡々と機械的な口調で話し出す。

そう、まるで”製造物”のように。

「ワタシは……実験体【C-10453番】」

隼人が、負に落ちない顔で。

「実験体【C-10453】番?まるでなにかの製造番号みたいな……」

続いて紅姫も目線を”人外”から離さずに一言。

「貴方はドコで作られたの?貴方は……何者なの?」

”人外”は紅姫の問いに答えることはなく、ただ紅姫の問いを繰り返していた。

そして、”人外”はなにか思い出したように。

「Yui ……そう呼ばれていた気がする……」





――深夜の高速道路に降り立った”人外”。



――Yui と名乗った彼女には。



――どこか、悲しい雰囲気があった。




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――しかし


――事態は密かに進行している。






COMMENT
うおっ!?出やがったぜ!?
コッチも負けてられねぇ〜「マチネ」を出さなくては!?
っと、その前にコノヨノマボロシを終わらして、
スギサルマボロシ(SP番の総称)も書いて・・・
コワレタマボロシを書き始めないとマチネは出せない!
くそっ、図ったな。HIRO!?

いや、寝不足でナチュラル・ハイです。
早くお酒が抜けるといいね。
あと、気をつけるんだよ。
謎が深まった?・・・まぁそろそろレンのも読まないといけない気が・・・
   新キャラ登場?新展開?面白そうですね!?頑張ってください、ナ!
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