―HIROの非日常―

そう全ては、コノヨノマボロシ―Worldly Phantom―……非日常が加速する。

コノヨノマボロシ第一期《起》  >>1 >>2 >>3

コノヨノマボロシ第二期《承》  >>1 >>2 >>3 >>4

コノヨノマボロシ第三期《転》  >>1 >>2 >>3 >>4 >>5 >>6 >>7 >>8 >>9 >>10

コノヨノマボロシ第四期《結》 >>1 >>2 >>3 >>4 >>5 >>6 >>7 >>8 >>9

コノヨノマボロシ EX story   >>1 >>2 >>3 >>4



コノヨノマボロシ プロローグ【a vision; an illusion the Dark 】

【a vision; an illusion the Dark 】


なぜこうなってしまったんだろう。思い出そうとしてみたが今更、無駄だと思いやめた。
タバコを1本取り出して火をつける。吐き出した紫煙は夜明けの澄んだ空気の中に消えてゆく・・・。
さてと仕事だ、早く終わらせよう。

「はぁはぁはぁ……くそっ!なんなんだよアイツは!!」

道化師の格好をした男は、目に恐怖を浮かべながら都会の裏路地を疾走する。
その道化師風の男は手に血の濡れた1本の日本刀を持っている。道化師と日本刀というかなりのシビアな光景に恐らく表通りを歩いたとすれば必ず目立ってしまうだろう。道化師の男は疾走する足を止め、息を荒だてながらに言う。

「ここまでくれば……大丈夫……だろう……」

道化師の男が安心したのもつかの間、道化師の男の目の前に1人の男が降り立つ。
その男、身長は175cmほど、全身を覆う漆黒のコート……どこか悲しげな雰囲気を漂わせる男は静かに口を開いた。

「……鬼ごっこはもういいだろ……もう終わらせる」

男がそういうと、道化師の男は手に持っている日本刀を握り男に向かって跳躍する。
常人では不可能なほどの脚力で地面を蹴る。漆黒のコートの男はひらりと身をかわすと右と左のホルスターに収納されている2丁の銃を抜き構える。

「くそぉ!うわぁぁぁぁぁ!!」

そういいながらやけくそに日本刀を振り回す道化師の男に向かって銃を構え引き金を……引いた。

『ドン!ドン!ドン!ドン!』
『パン!パン!パン!パン!パン!』

2丁の拳銃から乾いた銃声と共に合計9発もの弾丸が道化師の男に向かい乱れ飛ぶ。
その9発の弾丸のうち8発が道化師に着弾し、そして……炸裂した。

「ぐぎゃぁぁあああ!!」

小気味よい断末魔の叫びと共に道化師の男の両腕と両足は全て吹き飛び、辺りには肉片が飛び散り無残にも吹き飛んだ道化師の男の腕や足が散乱している。両腕と両足を失った男は地面に倒れこみ恐怖と激痛に叫ぶ道化師の男を漆黒のコートの男は、男の額に愛銃を突きつける。

「運がなかったな、次に生まれるときはもっといい人生歩めよ」

漆黒の男は表情1つ変えずに言う。そしてコートの男はなんの躊躇いもなく引き金を引いた。
その弾丸は脳内で停止し、そして炸裂した。

『ドバン!!』

巨大な炸裂音と共に道化師の男の頭部は無残にも吹き飛んだ。
大量の返り血を浴びた漆黒の男は口元をコートの裾で拭い払い言う。

「悪く思うなよ……これも仕事だからな」

男はポケットから携帯電話を取り出すと、馴れた手付きで操作していく。

「こちらコードネーム《幻》ミッション完了これより帰還する」

そう言うと男は、近くに駐車してあった自分の愛車【RX7】に乗り込むと馴れた手付きでエンジンをかけるとアクセルを思いっきり踏み込んで走り去った。


―――――そしていつも通りの――――【非日常】が始まった―――――
COMMENT
やほー(笑)ここでは初めまして♪小説いいですねぇ〜(笑)続き期待してます。
始めまして。

訪問どうもありがとうございました。

で、早速お邪魔しました。

小説、いい感じで始まっているので、続きが楽しみです。

私も現在二つのブログで小説を執筆中です。
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少しずつ小説のほうを読ませていただきますネv-410
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