―HIROの非日常―

そう全ては、コノヨノマボロシ―Worldly Phantom―……非日常が加速する。

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コノヨノマボロシ第三期(転) 第一章 第七話【remembrance memory; a recollection 】

【remembrance memory a recollection 】
コノヨノマボロシ 第三期 (転)



彼の名は -pantom- 

っと言ってもまだ彼が9歳の頃だ。

何故、彼のような子供がエージェントとして教育を受けているのか。

それは簡単だった。

強大な力を前にした者は誰でもその力をコントロールしようとする。

人としての欲望だ。

だからこそ、国は彼の『危険すぎる異能』をコントロールしようとした。

しかし

失敗した。

いや、失敗させざるをおえなかったというべきなのかもしれない。

無理矢理押さえつけられた力は必ず……。



―――暴走する。



その事件は、行方不明者を60人以上を出した事件。

マボロシの暴走。

彼の第一の異能―――『力式変化能力』

彼の第二の異能―――『空間指定能力』


―――彼の第三の異能―――『完全抹消能力』―――


『完全抹消能力』 これは文字通り 存在 記憶 その他のあらゆるものを 抹消する。

まさに紙に書いた文字を消しゴムで消すように、存在していたことさえなかったことにしてしまう能力。

彼は、この危険すぎる異能でもっとも尊敬すべき 父親 を……抹消した。

しかし、彼自身は父親の記憶をなくしている。

この異能には大きな 副作用 があるのだ。

それは、彼自身が抹消した存在の記憶をなくしてしまうこと。

その存在に関する記憶を代償にその存在を抹消してしまう。

危険すぎる異能。

以上は 『-pantom-の暴走事件』に当たるまでの記録である。



―――2021年 8月 13日 『紅』



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COMMENT
実はとても強いんですネ隼人ワ
  存在を消しゴムで消すみたいにって〜
 〜ほぼ無敵じゃないですか
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