コノヨノマボロシ第二期《承》 >>1 >>2 >>3 >>4
コノヨノマボロシ第三期《転》 >>1 >>2 >>3 >>4 >>5 >>6 >>7 >>8 >>9 >>10
コノヨノマボロシ第四期《結》 >>1 >>2 >>3 >>4 >>5 >>6 >>7 >>8 >>9
コノヨノマボロシ EX story >>1 >>2 >>3 >>4

2006.12.10 コノヨノマボロシ第六話【escape; a getaway a quiet still night】
【escape; a getaway a quiet still night】
あれから、3時間以上走っている。
高速を下りて、密林のジャングルのような高層ビルの間を走り抜けてゆく。
大手ファーストフードチェーンの看板、すでに深夜のせいか明るいイメージは一変し恐怖さえ覚える不気味なイメージを覚える。
紅姫は、欠伸をかみ殺しながら常に気を張っている。
……隼人が戦えないいまを襲われたら二人の命を守りきれる自信が無い。
紅姫は車を止めた。適当な横道に駐車する。
すでに、眠りについていた。沙織を起こし、隼人を車内に残して車を降りた。
「隼人は車内に残しておくわ、本部の人間は残滅指定の隼人よりT・Pの沙織さん、あなたを優先するだろうから大丈夫。」
精一杯の笑顔を作った。
どこかぎこちない……作り物の笑顔。
紅姫と沙織は都会の裏路地に入り、怪しげな店に入る。
『still night ……静夜』
小さな店の看板にはそう書いてあった。
紅姫が鍵穴を覗き込むと、乾いた機械的な声がした。
『網膜鑑定……一致、エージェント《紅》ロック解除します』
沙織、紅姫は奥へと進んでゆく。
剥ぎ取られた種類はわからないが動物の生皮が天井からぶら下がっている。
いくつもの、生物のホルマリン漬け……ここまでくると不気味だ。
「いるんでしょう?《狂気》客人よ?お茶くらい出しなさい」
すると、奥の回転式の椅子がゆっくりと正面に向かって回転してゆく。
「残滅指定のエージェント《幻》と行動をともにしている《紅》か……なんのようだネ?」
《狂気》――本部の開発局に勤め始めたが、その異常な研究に対する執念と人との接触を好まない性格ゆえ本部から隔離されたエージェントである。
年齢は23歳 銀髪の攻撃的な眼光。
体格は細身。
常に白衣の不気味な男である。
「単刀直入に言うわ、T・Pを取り除く方法を教えなさい。」
《狂気》は顔の前で手を組んで目を見据える。
「それが、《幻》が助け出したというセカンドかネ?」
紅姫は、腕を組み。イラつき混じりで言い放った。
「質問に答えなさい。教えるのか、教えないのか?」
「クックックッ……いいでしょう?教えます。しかし……」
「わかってるわ、タダではないのでしょう?要求はなに?」
「これはこれは……話が早い……では私の要求ですが」
紅姫が腰の辺りに指してある刃渡り20センチ以上ある愛用のナイフに手をかけ、身構える。
――「-pantom-の異能……3番目異能の能力を教えてクダサイ」――
「!!」
紅姫の表情が、一変する。
「なるほどね……それがアンタにとっての最後の謎なのね」
《狂気》は微笑し、子供のような目で言った。
「そうですヨ、どれだけ調べてもわからなかった……-pantom- の第3の異能……あなたなら知っていると踏んだわけデスヨ」
「……しかたないわ、隼人の第3の異能の能力は……」
「……よ」
紅姫が唇をかみしめながら言い切った刹那。
《狂気》はまるで新しいおもちゃをみつけた子供のようにうれしさを隠せず笑い出した。
「ハーッハハハ!!そうか!!そうだったのか!!それなら全てのつじつまが合う!!」
沙織さえも、驚きと不安の混ざり合った顔をして、目に涙をためていた。
「8年前の事件も!!それで説明がつく!!ハハハ!!-pantom- !!君は実に楽しい実験材料だヨ!!」
静かな夜にこだまする、声
彼の名は 《狂気》
彼の声以外には何も聞こえない
『still night』
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
――しかし……
――事態は密かに進行している。
コノヨノマボロシ第二期(承) 完
高速を下りて、密林のジャングルのような高層ビルの間を走り抜けてゆく。
大手ファーストフードチェーンの看板、すでに深夜のせいか明るいイメージは一変し恐怖さえ覚える不気味なイメージを覚える。
紅姫は、欠伸をかみ殺しながら常に気を張っている。
……隼人が戦えないいまを襲われたら二人の命を守りきれる自信が無い。
紅姫は車を止めた。適当な横道に駐車する。
すでに、眠りについていた。沙織を起こし、隼人を車内に残して車を降りた。
「隼人は車内に残しておくわ、本部の人間は残滅指定の隼人よりT・Pの沙織さん、あなたを優先するだろうから大丈夫。」
精一杯の笑顔を作った。
どこかぎこちない……作り物の笑顔。
紅姫と沙織は都会の裏路地に入り、怪しげな店に入る。
『still night ……静夜』
小さな店の看板にはそう書いてあった。
紅姫が鍵穴を覗き込むと、乾いた機械的な声がした。
『網膜鑑定……一致、エージェント《紅》ロック解除します』
沙織、紅姫は奥へと進んでゆく。
剥ぎ取られた種類はわからないが動物の生皮が天井からぶら下がっている。
いくつもの、生物のホルマリン漬け……ここまでくると不気味だ。
「いるんでしょう?《狂気》客人よ?お茶くらい出しなさい」
すると、奥の回転式の椅子がゆっくりと正面に向かって回転してゆく。
「残滅指定のエージェント《幻》と行動をともにしている《紅》か……なんのようだネ?」
《狂気》――本部の開発局に勤め始めたが、その異常な研究に対する執念と人との接触を好まない性格ゆえ本部から隔離されたエージェントである。
年齢は23歳 銀髪の攻撃的な眼光。
体格は細身。
常に白衣の不気味な男である。
「単刀直入に言うわ、T・Pを取り除く方法を教えなさい。」
《狂気》は顔の前で手を組んで目を見据える。
「それが、《幻》が助け出したというセカンドかネ?」
紅姫は、腕を組み。イラつき混じりで言い放った。
「質問に答えなさい。教えるのか、教えないのか?」
「クックックッ……いいでしょう?教えます。しかし……」
「わかってるわ、タダではないのでしょう?要求はなに?」
「これはこれは……話が早い……では私の要求ですが」
紅姫が腰の辺りに指してある刃渡り20センチ以上ある愛用のナイフに手をかけ、身構える。
――「-pantom-の異能……3番目異能の能力を教えてクダサイ」――
「!!」
紅姫の表情が、一変する。
「なるほどね……それがアンタにとっての最後の謎なのね」
《狂気》は微笑し、子供のような目で言った。
「そうですヨ、どれだけ調べてもわからなかった……-pantom- の第3の異能……あなたなら知っていると踏んだわけデスヨ」
「……しかたないわ、隼人の第3の異能の能力は……」
「……よ」
紅姫が唇をかみしめながら言い切った刹那。
《狂気》はまるで新しいおもちゃをみつけた子供のようにうれしさを隠せず笑い出した。
「ハーッハハハ!!そうか!!そうだったのか!!それなら全てのつじつまが合う!!」
沙織さえも、驚きと不安の混ざり合った顔をして、目に涙をためていた。
「8年前の事件も!!それで説明がつく!!ハハハ!!-pantom- !!君は実に楽しい実験材料だヨ!!」
静かな夜にこだまする、声
彼の名は 《狂気》
彼の声以外には何も聞こえない
『still night』
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
――しかし……
――事態は密かに進行している。
コノヨノマボロシ第二期(承) 完
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なんか自分が間違ったことをした気分なんですけど!ネ?
紅さんは物知りですネ!3番目の異能の能力楽しみだナァ〜