―HIROの非日常―

そう全ては、コノヨノマボロシ―Worldly Phantom―……非日常が加速する。

コノヨノマボロシ第一期《起》  >>1 >>2 >>3

コノヨノマボロシ第二期《承》  >>1 >>2 >>3 >>4

コノヨノマボロシ第三期《転》  >>1 >>2 >>3 >>4 >>5 >>6 >>7 >>8 >>9 >>10

コノヨノマボロシ第四期《結》 >>1 >>2 >>3 >>4 >>5 >>6 >>7 >>8 >>9

コノヨノマボロシ EX story   >>1 >>2 >>3 >>4



コノヨノマボロシ第四話【the outbreak of a riot】

【the outbreak of a riot】
「はぁ……」

盛大にため息をつく。

隼人は先に入浴を済ませていた。

「隼人があとだとのぞくから」

らしい。

隼人は冷蔵庫から買い置きの清涼飲料水をコップに注ぎ一気に飲み干す。

冷たい感覚がのどを潤す、これからの行動について考える。

現状況の確認、現在本部より逃亡中。《滅》は確実に動いてくるだろう。

まずは本部でも指折りの研究者だが、人との接触を嫌う《狂気》に会いに行かなければ、話はそれからだ。

この人工島だって広くない、いつかは見つかる。

正直、紅姫は隼人にとってうれしい誤算だった。戦闘能力は申し分ない。

しかし、《滅》が動くのは相当つらい。聞いた話では、使える異能は重力を使うもの、想像ができないが、強力なものだと考えていいだろう。


・・・・・・しかし、事態は密かに進行していた。


「きゃぁぁぁぁぁ!!」

浴場のほうから紅姫の悲鳴が聞こえた。

隼人は、考えるよりも先に浴場へ走っていた。

浴場の前にたどり着くと、タオルを体に巻いた紅姫が小さな果物ナイフを手からぶら下げていた。

足元を見るとサングラスをかけたスーツ姿の男が二人横たわっている。

スーツの所々に焦げ目が着いており合成繊維が焼けるいやな臭いが鼻をつく。

おそらくこの二人はエージェント、コードネームの無い、匿名で動く隠密活動を主とする部隊だろう。

この場所がバレたのだ。

「大丈夫か?紅姫、沙織」

紅姫は成長発達前の胸元で腕を組みちょうど天窓のほうを見上げた。

「バレたのね……とりあえずコイツらは気を失ってるだけ。早めにここを出ましょう」

「ぁあ……」

「隼人、早くそこから出てくれないかしら?」

「あぁ!ごめん!すぐ出るから!」

隼人は動きやすい服装に着替え、外にでた。

すると、そこには10人以上のエージェント。

「やっぱりな、一人や二人で来るわけがないと思っていたが……」

そう話すとエージェントの一人が淡々と機械的な口調で話す。

「《幻》あなたへの残滅命令が出ています。大人しく投降すれば命だけは・・・」


「助かるわけがないだろう」


隼人が男の話を遮った。

「T・Pを助け出して本部を敵に回して生き残れるわけがないだろう?」

隼人がそういって身構える。

エージェントたちは、懐から ナイフ 刀 剣 銃 それぞれを取り出した。

「では大人しく投降するつもりは・・・」

「ないね」

隼人が、子供っぽく笑う。

「そうですか……残念です!!」

エージェントたちは、一斉に隼人へ向かって攻撃を開始した。

しかし…。



――「タイプ 万能型 -pantom- the  《幻想の黄昏》」――



隼人がそう言い切った四秒後。

男たちは地面に倒れこんでいた。

「なっ……なにが……こんなものデータにないぞ……なぜ……」



――「なぜそんな速度で走れるんだ!-pantom-!」――



―――最後に男が見たものは

―――紛れもなく

―――コノヨノマボロシだった。
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何か凄い展開にナッチャッテマスケドッ!
紅姫強くてとっても役に立ちますネェ〜
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清涼飲料水について
清涼飲料水清涼飲料水(せいりょういんりょうすい)とは、アルコール (食品)|アルコール分を含まない(アルコール分1%未満)飲用の液体物で、味や香りがついている水。食品衛生法に基づく通知(昭和32年9月18日厚発衛第413号の2)の第3の一(2)では:「乳酸菌飲料、乳及び乳

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